酪農学園短期大学部同窓会 会長挨拶

会長 古川豊記(Ⅱコース5期)

令和4年度から酪農学園短期大学同窓会長に就任しました。前黒澤会長から引き継ぎました。黒澤様は酪農学園創立者黒澤酉蔵翁の孫に当たり、私と同じ短大2コースの卒業です。

今、全国の大学は急速に進行している少子高齢化の中で、存続が問われる時代になっており、大学同窓会の今後の動向にも大きく影響する事になります。

短期大学は昭和25年に開学し、平成24年の短期大学部廃止までの62年間に多くの方が卒業され国内外で活躍されていると思いますが、最後の短期大学卒業者が高齢化しますと短期大学の同窓会が消滅する事になります。 現在でも、大学同窓会へ吸収統合の話も出ていますが、現役員のコンセンサスは大学同窓会には統合しないで独自に存続させる方向に有ります。

因みに、昭和39年に設置された短期大学第2コースが20年目の昭和59年に第2コースが廃止されましたが、昨年には第2コース独自の同窓会として「ふみあと会」が結成されております。

短大2コースは冬季3年の特別コースで卒業し、全国から農業従事者が入学し、卒業後は各地域に戻り農業経営の近代化を図るとともに、地方議会の議員・議長・教育委員長として地域社会の発展に貢献しており、各地JAの組合長に就任したり、私と同期の内田君は北海道中央会副会長及びホクレン会長を歴任して北海道農業の振興に貢献しています。

私も高齢でありますから、今年度から同窓会役員改選では比較的に若い方に役員に加わっていただきました。今後の同窓会活動には出来るだけ若い方にも参画して欲しいと希望しております。

酪農学園は全国から学生が集まっていますから、各地域の同窓会活動も定期的に行われていますので、各地の同窓会にコンタクトしていただくとともに、北海道野幌からインターネット・SNSを通じた情報の提供も行いますので、同窓会の皆様には、今後ともよろしくお願い申し上げます。

組織の沿革について

酪農学園は、1933(昭和8)年北海道酪農義塾創設以来、機農高等学校、酪農学園短期大学、酪農学園女子高等学校、酪農学園大学を次々に設立。校名変更、増設が行われ現在に至るまで多くの卒業生を社会に送っています。 なお、組織の沿革(1933~2010)については、周年事業の資料編として編纂されておりますので、下記のPDFファイルでご覧いただけます。 組織の沿革

また酪農学園短期大学部に係る1924(昭和24)年以降の校名・学科等の変遷は以下のとおりです。 soshikihyou